
AAVE(アーべ)って聞いたことありますか?
この記事では、AAVEの特徴や他との違いを、できるだけやさしくまとめてみました。
目次[表示]
プロトコルの仕組み
① フラッシュローンという“革命”

担保なしで仮想通貨が借りられる――って聞くと、怪しく聞こえるかもしれません。
でもAAVEのフラッシュローンは、「一瞬だけ借りて、その場で返す」ことを条件に、無担保を実現しています。
これを活用すれば、裁定取引や資金移動の効率が大幅に上がる。
DeFiが“DeFiである理由”を、強く見せてくれる機能です。
② 金利を「選べる」って、地味にすごい

市場がどう動いてるか、不安なときもありますよね。
そんなときに、AAVEでは「変動か固定か」を自分で選べる。
借りる側にとっての安心感って、数字以上に意味があるときがあるんです。
③ マイナーな通貨にもちゃんと対応してる

ETH、USDC、DAI…だけじゃなくて、LINKとかMANAとか、聞いたことあるけど扱いづらい通貨にも対応。
DeFiって、こういう「広さ」も重要なんですよね。
④ コミュニティで動いているDAOという体制

誰か一人の判断でプロジェクトが進むことはない。
AAVEでは、保有者が投票し、提案し、運営していくという形が根付いています。
ちょっと理想論っぽいかもしれないけど、「民主的な金融」がここにはあるんです。
⑤ 手数料が高いなら、他チェーンでやればいい

Ethereumが高すぎるなら、PolygonやAvalancheを使えばいい。
そんな発想で、AAVEはマルチチェーン展開をしています。
これがあるだけで、初心者も中級者も、ぐっと使いやすくなる。
じゃあ、Compoundとは何が違うの?
比較ポイント | AAVE | Compound |
---|---|---|
フラッシュローン | ◯(AAVE発) | ×(なし) |
金利のタイプ | 固定 or 変動が選べる | 変動のみ |
対応チェーン | Ethereum / Polygon / Avalanche 他 | 主にEthereum(Base対応中) |
通貨の種類 | 幅広い(50種以上) | 少なめ |
ガバナンス | 活発 | やや控えめ |
Compoundも間違いなく信頼できるDeFiプロトコルです。
でもAAVEには、もう一歩だけ“次の時代の空気”がある気がします。
未来を感じさせてくれる一方で、リスクもある
自由すぎる分、責任も伴う

- スマートコントラクトにバグがあれば、資金が危険にさらされる
- 担保の価値が急落すれば、自動で清算される
- 金利は予測できないくらい変わるときもある
だからこそ、自分で調べて、自分で決める。
それがDeFiの大前提です。
まとめ|AAVEに向いている人って、どんな人?

- 銀行に頼らずに仮想通貨を動かしたい
- 「資産をただ持っている」から一歩進みたい
- 次世代の金融に、ちょっとでも興味がある
AAVEに触れると、どこかで
「こんなこと、できちゃうんだ」と驚く瞬間があると思います。
それがきっと、今まで見ていた世界の枠を少し壊してくれる。
だからこそ、DeFiを知る入り口として、AAVEはおすすめです。